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近距離用ステレオアダプターでフォトンを撮る

EOS5Dに近距離用ステレオアダプターを付けたもので、カゴにいるフォトンを撮りました。

Stereo_photon_001

LRL(左右左)で画像を並べてあります。左のペアで平行法、右のペアで交差法で鑑賞できます(画像をクリックすると、少し拡大します)。

Ana_photon_001

アナグリフ画像もアップしました。

今回はEOSに付けられる手持ちの50mmレンズの中から、OLYMPUS OM用の ZUIKO MC AUTO-S 50mmF1.8 を使用しました。レンズが短めのせいなのか、アダプターによる画面のケラレが最も少なかったのがこのレンズでした。EOS5Dにはマウントアダプター経由で装着しました。

鳥かごのように縦横に直線のある被写体では、ステレオアダプターによる糸巻き型の歪曲収差が大変目立ちます。そのため今回はRAWで撮影し、RAW現像ソフトのSILKYPIXの歪曲収差補正機能を使い、2画面一組の画像をまとめてある程度補正してから、JPEGに変換しました。

こうして下処理をした画像を、ステレオフォトメーカーという、ステレオ画像の作成・表示用ソフトを使い、最終的な位置決めをして(このソフトの画像補正機能も使用しています)保存の後、画像編集ソフトでリサイズして仕上げています。アナグリフの作成もステレオフォトメーカーで行なっています。

収差補正の機能を使っても、なかなか歪みは取りきれませんね。画面中心部(左画像の右側と、右画像の左側)の歪みを取るのは難しく、それならばと外側の補正を多少過剰にして、画面全体が樽型に歪曲しているような感じにしました。

Stereo_photon_002

丁度目が隠れてしまいましたが、まるでメトロン星人のようなインコの正面顔も、ステレオ写真で見ればくちばしの立体感が分かります。

Ana_photon_002

こちらもアナグリフをどうぞ。赤青めがねで鑑賞することもあり、頭の赤色がくすんじゃってますね。

今回の画像の撮影距離はおよそ60cmほどでしたが、レンズ間隔が60mm以上になる普通のステレオアダプターやステレオカメラでは、立体感が付きすぎてしまうでしょうね。この位の撮影距離で丁度良い立体感を得られるようなアダプターがあると、人物やペット、花などを撮るのに重宝するので、どこかで出来のいいものを商品化して欲しいと思います。

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コメント

飛び出すふぉとちゃん、かわいいですね~!
ステレオ写真を撮影した場合、そのあとにビューワで楽しむには何かそういうものを一式揃えないといけないのかなぁ?と、いまひとつ躊躇してしまう部分があります。
わたしもりんちゃんとか、猫とか撮ってみたいんですけどねぇ…

投稿: ibukuro | 2006年8月16日 (水) 12時32分

観賞用などのステレオ写真機材に関しては、
http://www.stereoeye.jp/index_j.html
をご覧になるのが良いかと思います。

撮影機材の方を揃えるのが大変かもしれませんね。フィルム使用の場合、クラカメの範疇に入っているステレオカメラか、50万円以上もするような新製品になってしまいます。

カメラ2台を並べて使う方法は、シャッターの同期が問題になります。動くものを撮影するのは結構大変です。

リバーサルフィルムで撮影した場合、鑑賞するためにはマウント作業を自分でやらなければなりません。ネガで撮って『画面切れ可』で前コマプリントしてもらって、プリント用ビュアーで鑑賞する方が手軽でしょうか。

デジカメ2台の場合は、私がやっているように、ソニーのLANC端子付きのカメラ2台をコントロールするリモコン(上記ショップでも取り扱っています)で同期を取るのが一番確実だろうと思いますが、対応機種がどんどん少なくなってきています。赤外線リモコンの光を光ファイバーで分けて、2台のカメラをコントロールしている人もいるようです。

気合で一度に2台のシャッターを押して頑張っている人もいます。

海外には2台のデジカメのシャッターを電気的に繋げ、ステレオベース可変のブラケットに収めたものも売られていますが、20万円位するみたいです。

どの方法をとるにしても結構お金がかかりますね。

一番手軽にステレオ写真を撮影する方法は、やはりペンタックス製のステレオアダプターを使うことだと思います(昔はリバーサルフィルム用のビュアーがありましたが、今の製品にはプリント用のビュアーが同梱されています)。これを標準レンズ(35mmフィルムで50mm相当、デジタル一眼レフなら35mmレンズでしょうか)に取り付けて撮影します。

ただ、上記いずれの方法も人間の目の幅を基準にしているため、2m以下の近接撮影には弱い面があります。

ステレオアダプター使用の場合、レンズをズームレンズ(前玉がピント合わせで回転しないもの)にして、撮影距離によって微妙にズームすれば、少しは被写体の重なりを矯正できるかもしれませんね。

フォトンのステレオ画像は、クラカメアクセサリーの範疇に入る近距離用のアダプターを使っているので、割とまっとうな立体感になっていると思いますが、普通のステレオカメラやアダプターで撮ると、ものすごく奥行きのある鳥のように見えてしまうと思います。

投稿: もへ | 2006年8月17日 (木) 00時20分

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