MS-MAG x1.3N
だんだんR-D1sでの90mmレンズのピント合わせにも慣れてきましたが、より合わせやすくするために、接眼部に取り付けてファインダー像を拡大するアタッチメントを購入しました。各種レンズのライカマウント改造で知られる、MS OPTICAL R&D から発売されている、MS-MAG x1.3Nという製品です。その名のとおり、ファインダー像が1.3倍に拡大されます。視度補正も出来る優れもの。
R-D1sのファインダー接眼部の寸法は、コシナのBESSAやZEISS IKONと、さらにニコンのFM系とも同一ですので、この製品はそれらのカメラにも取り付けることが出来ます(むしろ、アダプターを介してニコンのデジカメに付けるというのが本来の目的でしょうか)。R-D1sに付けてファインダーを覗くと、50mmのフレームしか見えなくなります(^^;
これは家のベランダから90mmレンズで撮った画像で、レンズの距離目盛で10mから無限遠の間の狭い範囲でのピント合わせをしなければならない距離にあります。道路標識の裏側にピントを合わせるのですが、絞り開放で撮ると、場合によっては画面のどこにもピントが合っていない画像になることもあります。MS-MAGを付けて撮影したところ、なんとか見られる画像になりました。
ピントを合わせた辺りをピクセル等倍で表示。標識のエッジの辺り、これだけ合っていれば充分かな。
これでも外す時は外します。ピント合わせの道は険しいのです(笑)
ちなみにMS-MAGにはM型ライカ用のものもあります。そちらの1.35倍のものを使えば、M2系のファインダーがおよそ等倍になります。それから0.85倍に縮小するものもあって、これを使えば、メガネの人でもM4-P以降の28mmのフレームを見ることが出来るようになります。
R-D1sも28mm用のフレームが見えないので、アイピースラーバー(視度補正レンズを使うと余る)にライカ用MS-MAG0.85倍を無理やり接着して使っています。コシナ用の縮小タイプは発売されていないので(^^; ピント精度は下がってしまいますが、まあ、28mmレンズ用ですから。
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