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ALPA 10d

『マクロスイターのオマケで付いてくる』とか散々言いましたが、ALPA 10dです。スイス製の超高級(だった)一眼レフで、この10dは1968年から76年頃まで作られていたそうです。生産台数は4000台に満たない程しかありません(これでもアルパの中では生産台数が多い方)。シャッターボタンがカメラ前面に付いていたり、フィルム巻上げレバーが普通のカメラとは逆に、カメラの前面から奥へ巻くようになっているなど、かなり個性的なカメラではあります。

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これはいろんな意味で(笑)ドキドキしながらebayで落札したものですが、お値段的には本当にマクロスイター+αなお値段でした。ショップ物ではなく、どちらかの遺品みたいです(^^; そのせいか外観も割ときれいで、中身もしっかりしていました。ねじ込み式で紛失していることの多いストラップ金具もちゃんと付いていました。以前使っていた6cというモデルより、カメラとしては使いやすくなっていますね。

ただ、露出計は死んではいませんが狂っており、ネットで見つけた"Essex Camera Services, Inc."というアメリカの修理業者さんがアルパの修理もするという事だったので、そこに露出計の修理をお願いしました。

カメラを送ってから修理されて戻ってくるまでおよそ3週間でした。修理代は320ドルで、他に往復の送料が8千円ほどかかりました。ともあれ、これで露出計も直り、普通に使えるカメラになりました。

露出計の電池は現在では使われていない『マロリーPX450』というものだそうですが、アダプターを介してLR44を2個使用すれば良いようです。幸いなことにアダプターは買ったカメラに入っていました。それから、修理済みのカメラには修理業者さんの電池装填に関するメモが添付されていました。

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で、内臓露出計を使って撮った写真がこれです。

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一応ちゃんと撮れました。

このカメラで一番問題なのが、ファインダー視度がかなり遠視寄りなことで、近眼の目には辛いところです。アルパ用の視度補正レンズなどというものは売っていないので、コシナのレンジファインダーカメラ用の視度補正レンズの枠を壊して、レンズだけを10dのファインダーアイピースに両面テープの小片で固定しました。

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この他、ペンタックス67用の視度補正レンズが、枠も何もない円形のレンズのみの商品なので、これをアイピースとファインダーラバーとの間に挟みこんでもいいかと思います。

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ジャストサイズではないので、挟み込んだレンズがカメラを振るとカタカタ動いたりするのですが、気になる場合にはスポンジの小片などを一緒に挟み込めば動かなくなると思います。

このカメラは35mm一眼レフではフランジバックが最も短いものです(37.8mm)。そのため、他社のレンズを使えるようにするアダプターがアルパから出ていました。

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うちにあるのはこれだけなんですが、手前の二つがM42スクリューマウント用で、左は自動絞り対応型です。でもM42レンズは持っていません(^^; 奥のものはこちらで紹介した、アルパのエクステンションチューブのマウントとEOS-ライカRアダプターを合体させて作った、お手製ライカRアダプターです。市販品にもちゃんとあるんですけどね。

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お手製アダプターを介してズミクロン50mmを装着。結構格好いいかも。

いざという時の修理先も見つかったので、これからは心置きなくアルパを使えるかなと思います。あんまり手荒に扱うタイプのカメラではありませんが。マクロスイターしか持ってないし(^^;

そんなに使いにくいカメラではありませんよ。

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